葬儀・葬式・通夜・告別式の違いを徹底解説!これで迷わない完全ガイド|コラム(葬儀・葬式のお役立ち情報)|姫路市・太子町で葬式、葬儀、家族葬なら名古山葬儀式場、筑紫の丘斎場の受付窓口であるプライベートセレモニー

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公開日:2025.11.04

葬儀・葬式・通夜・告別式の違いを徹底解説!これで迷わない完全ガイド

葬儀・葬式・通夜・告別式の違いが一読で分かる決定版。

結論:葬式は全体の総称、葬儀は宗教儀礼、通夜は前夜の弔い、告別式は社会的なお別れ。本記事では流れとマナー、服装・香典相場、仏式/神式/キリスト教式、家族葬・一日葬・直葬、日程や火葬・納骨、喪主の準備や弔電対応まで網羅します。

受付や焼香、数珠・供花、弔辞や出棺、精進落としや返礼品、会葬礼状のポイントも具体例で解説。
平服や弔電の作法も安心。

葬儀・葬式・通夜・告別式の違いを徹底解説

1. 葬儀 葬式 通夜 告別式の違いをひと目で理解

日本の葬送は一般に「通夜→葬儀・告別式→火葬」という順で営まれますが、用語が混在しやすく迷いがちです。

通夜=前夜の弔問、葬儀=宗教儀礼、告別式=社会的なお別れ、葬式=これら一連の総称というのが基本の整理です。

下表では、目的・時期・参加者・作法・会場・香典の扱いを比較して違いを一望できるようにまとめました。

区分 通夜 葬儀 告別式 葬式
目的 故人を偲び、弔問を受ける前夜の儀式 宗教者が司式する宗教儀礼の中心部分 遺族・一般会葬者が社会的に別れを告げる式 通夜・葬儀・告別式・火葬までの一連の総称
時期 逝去当日〜翌夜 通夜の翌日 葬儀の後または同時に続けて実施 逝去から火葬までの期間全体
主な参加者 遺族・親族・弔問客 遺族・親族中心 遺族・親族・一般会葬者・勤務先関係者 全行程に関わる関係者
主な内容・作法 読経や拝礼(仏式: 焼香/神式: 玉串奉奠/キリスト教式: 献花) 僧侶・神職・司祭/牧師の司式による宗教儀礼 弔辞・弔電拝読、遺影への拝礼と焼香/献花/玉串奉奠 各場面の総称(通夜・葬儀・告別式・火葬を含む)
会場の例 自宅・葬儀会館・寺院 葬儀会館・寺院・斎場 葬儀会館・寺院・斎場 上記全体を指す
香典 参列時に受付で渡す 参列時に受付で渡す(葬儀・告別式併催の受付で可) 告別式のみ参列の場合は受付で渡す 表書きは宗教で異なる(御香典/御玉串料/御花料 など)

1.1 用語の定義と一般的な使い分け

日常会話やニュースでは「葬式」という広い言い方が多い一方、案内状・見積り・式次第では「通夜・葬儀・告別式」を区別して記載するのが一般的です。

1.1.1 通夜

逝去当日〜翌日の夜に営む弔問の場。祭壇と遺影を設け、僧侶などの読経のもとで焼香(仏式)等を行います。会葬者は受付で記帳・香典を渡し、拝礼後に退出します。

1.1.2 葬儀

宗教者(僧侶・神職・司祭/牧師)が司式する宗教儀礼の中心。故人の冥福や鎮魂を祈る法要・祭儀で、焼香・玉串奉奠・献花などの所作は宗教により異なります。

1.1.3 告別式

遺族・親族・一般会葬者が社会的にお別れを告げる式。弔辞・弔電拝読、遺影への拝礼、会葬者の焼香/献花/玉串奉奠を行い、出棺へ続くことが多いです。

1.1.4 葬式

通夜・葬儀・告別式・火葬までを含む総称として用いられる口語的な言い方。手配や案内では各儀式名での明記が望まれます。

1.1.5 葬儀・告別式を一体で行う場合

現在は同一会場・同時刻に「葬儀・告別式」を連続して営む形が主流です。式次第では一体的でも、宗教儀礼(葬儀)と会葬者の別れ(告別式)を区別して理解すると、役割分担や案内文面が明確になります。

1.2 宗教別の違い 仏式 神式 キリスト教式

同じ「通夜・葬儀・告別式」でも、司式者・作法・香典の表書きが宗教で異なります。

1.2.1 仏式(仏教)

僧侶が読経し、会葬者は数珠を持って焼香で拝礼します。香典の表書きは一般に「御香典(御霊前・御仏前など)」を用い、会場は寺院や葬儀会館が中心です。

1.2.2 神式(神道)

神職(斎主)が祭詞を奏上し、通夜に相当する儀式は「通夜祭・遷霊祭」。会葬者は玉串奉奠で拝礼します。香典は「御玉串料(御神饌料)」とするのが通例です。

1.2.3 キリスト教式

カトリックは司祭、プロテスタントは牧師が司式。通夜に相当する「通夜式・前夜式」や告別式で献花を行います。香典は「御花料」とし、数珠は不要です。

1.3 家族葬 一日葬 直葬 火葬式との関係

これらは規模・参列範囲・日程の設計による呼称で、通夜・葬儀・告別式をどう実施・省略するかの違いです。

1.3.1 家族葬

参列を家族・親族・ごく近しい友人に限定する小規模形式。通夜や葬儀・告別式は行う一方、案内と会葬者を絞ります。

1.3.2 一日葬

通夜を省略し、翌日に葬儀・告別式と火葬までを一日で行う形。高齢の遺族や遠方の会葬者の負担を軽減できます。

1.3.3 直葬(火葬式)

通夜・葬儀・告別式を行わず、火葬前に短いお別れや読経・献花などのみを行う形。宗教者を招くかどうかは家の方針で決めます。

2. 通夜の流れとマナー 服装 焼香 香典

通夜は「故人と最期の夜を過ごす」場で、仏式の通夜式・神式の通夜祭・キリスト教の前夜式と名称は違っても、静粛に故人を偲ぶ姿勢と基本マナーは共通です。

通夜の流れとマナー 服装 焼香 香典

2.1 通夜の時刻 所要時間 会場

開始は一般に夕方〜夜(18時〜19時開始が多い)で、式自体はおよそ60〜90分、その後に「通夜振る舞い」が設けられるのが通例です。開式前に受付・記帳・香典を済ませ、係の案内に従って着席します。

2.1.1 通夜の一般的なタイムライン

時間帯の目安 主な進行 ポイント
開始30分前〜 受付・記帳・香典提出、着席 私語や通話は控え、案内に従う。袱紗から香典を出して渡す。
開式〜約20分 導師入場・読経/祈祷 起立や黙礼の合図に合わせる。携帯はマナーモード。
中盤 焼香/玉串奉奠/献花 焼香順が来たら静かに前へ。数珠は左手に。
終盤 喪主挨拶 着席のまま黙礼または一礼で応える。
閉式後 通夜振る舞い(辞退可) 短時間の会食が礼儀。辞退は係へ小声で一言伝える。

2.1.2 会場の種類と特徴

会場 特徴 注意点
自宅 家庭的で故人の居所に近い 近隣へ配慮。出入りは静かに、靴の扱いに注意。
寺院 本堂で厳粛に営まれる 本尊へ一礼。土足禁止の案内に従う。
葬儀会館・斎場 設備・案内が整う 掲示に従い式場を間違えない。飲食可否の規定に注意。

開始時刻や所要時間は地域・宗教・会場規模で異なるため、案内状と当日の係の指示を最優先します。

2.2 参列マナー 受付 挨拶 お悔やみの言葉

到着したらまず受付で挨拶・香典・記帳を済ませ、式中は私語や着信音を慎み、焼香や退席も係の合図に合わせます。

2.2.1 服装の基本(遺族・参列者)

項目 喪主・親族(正喪服〜準喪服) 一般参列者(略喪服)
男性 黒無地フォーマルまたは濃黒スーツ、白無地シャツ、黒無地ネクタイ、黒靴・黒ベルト、黒靴下 濃色(黒〜濃紺・濃灰)の無地スーツ、白無地シャツ、黒無地ネクタイ、黒靴
女性 黒無地ワンピース/アンサンブル/セットアップ、黒無地ストッキング、黒パンプス(低〜中ヒール) 黒〜濃色の無地服(露出を抑える)、黒無地ストッキング、黒パンプス
小物・身だしなみ 数珠、黒無地バッグ(布・合皮推奨)、黒か白の無地ハンカチ。アクセサリーは一連の真珠のみ。光沢・大きな金具・派手なネイル・香水は避ける。コートは暗色で会場入口前に脱ぐ。

通夜は略礼装でも差し支えない場ですが、喪服を着用できる場合は喪服が最も無難です。

2.2.2 受付〜退出の流れ

順序 所作 一言の例
1. 受付 一礼→袱紗から香典を出し表を向けて両手で渡す→芳名帳に楷書で記帳 「このたびはご愁傷さまでございます」
2. 着席 係の案内に従って静かに着席、携帯はマナーモード (不要)
3. 焼香等 順番に従い、落ち着いて所作を行う (黙礼)
4. 通夜振る舞い 短時間で席を立つのが礼儀。辞退も可 「恐れ入りますが本日は失礼いたします」
5. 退出 遺族席へ一礼し静かに退場。会場外で通話等 (小声で会釈)

2.2.3 焼香の作法(仏式/神式/キリスト教式)

形式 主な所作 注意点
仏式(焼香) 一礼→祭壇前へ→数珠を左手に、右手で抹香をつまみ香炉へ→合掌→一礼して下がる 回数や「額にいただく」は宗派差。迷ったら1回、会場の案内に従う
神式(玉串奉奠) 玉串を受け取り→根元を祭壇に向けて置く→二礼二拍手一礼(葬儀では忍び手) 拍手は音を立てない。所作は司式者の指示に合わせる。
キリスト教(献花) 花を受け取り→茎を祭壇側に向けて献花台へ→黙祷→一礼 数珠は用いない。十字架や聖句の案内に従う。

2.2.4 お悔やみの言葉と挨拶の例

短く静かに、形式的で差し支えない言葉が基本です。重ね言葉(重ね重ね・度々)や不吉とされる表現は避けます。

例:「このたびはご愁傷さまでございます」「心よりお悔やみ申し上げます」「突然のことでお力落としのことと存じます」

握手や肩に触れる行為は控え、深追いせず一礼で気持ちを伝えます。

2.3 香典の金額相場 表書き 不祝儀袋

香典は故人への供養と遺族への弔慰の気持ちです。相場は続柄・地域・年齢や立場で変わるため、無理のない範囲で統一感を意識します。

2.3.1 金額相場の目安

関係・続柄 一般的な相場 備考
両親 5万〜10万円 世帯主や年齢に応じて増額も
兄弟姉妹 3万〜5万円 既婚・独立後は増額傾向
祖父母 1万〜3万円 同居・生前の交流で調整
おじ・おば 1万〜2万円 関係の近さで調整
友人・知人・ご近所 3千〜5千円 夫婦で参列は5千〜1万円
勤務先(同僚・上司・部下) 3千〜1万円 関係性や役職で調整

新札は避け、やむを得ず用いる場合は軽く折り目を付けます。

2.3.2 表書きと宗教別の書き分け

宗教・宗派 通夜の表書き例 注意点
仏式(一般) 御霊前/御香典 通夜は「御霊前」が無難。宗派不明時も可。
仏式(浄土真宗) 御仏前 成仏の教義に基づき「御仏前」を用いる。
神式 御玉串料/御神前 蓮の絵柄は避ける。
キリスト教 御花料 十字架や蓮の絵柄は避け、無地を選ぶ。

2.3.3 不祝儀袋の選び方と包み方

種類 水引 用途・注意
仏式向け 黒白または双銀の結び切り 蓮の絵柄は仏式のみ可。濃色の無地が無難。
神式向け 黒白または双銀の結び切り 無地や双銀を選び、蓮柄は避ける。
キリスト教向け 黒白または双銀の結び切り 無地を選ぶ。表書きは「御花料」。

表書き・氏名は薄墨で、内袋(中袋)に金額(壱・弐・参・伍・拾・佰・仟・萬)と住所氏名を記します。お札は向きを揃え、袱紗(紫は慶弔両用、紺・灰は弔事用)で包んで持参し、受付で袱紗から出して両手で渡します。連名は3名までを目安に、4名以上は「代表者名+外一同」とします。

香典・服装・所作はいずれも「会場の案内と宗教の作法を尊重し、静かに従う」のが最良のマナーです。

3. 告別式の流れと参列マナー

告別式は、故人との最後の別れと、参列者が弔意を表すための儀式です。宗派・地域で作法は異なりますが、進行の骨子と参列マナーを押さえておけば迷いません。

3.1 式次第 弔辞 焼香 出棺

一般に告別式は約1〜2時間で、司式者の進行に沿って厳粛に進みます。参列者は案内に従い、静粛・整列・一礼を基本に行動することが最重要です。

3.1.1 式次第の基本

進行は葬儀社の司会や宗教者の指示に従います。献花・焼香・玉串奉奠の順番は、喪主・遺族・親族・一般会葬者が基準です。

告別式の代表的な進行と参列ポイント
段階 仏式 神式 キリスト教式 参列マナーの要点
開式・着席 僧侶入場・合掌 神職入場・拝礼 司式者入場・黙祷 開式前に着席、携帯は電源オフ、私語・撮影は控える
読経・祭詞・祈祷 読経・法話 祭詞奏上・修祓 聖書朗読・祈祷・聖歌 姿勢を正し静聴、必要に応じ合掌・黙祷・拝礼
弔辞・弔電拝読 代表者の弔辞、弔電拝読 同左 同左 呼名の順に起立・一礼、拍手はしない
弔礼の作法 焼香 玉串奉奠 献花 案内の指示に従って起立・前進・一礼・退席
喪主挨拶 喪主謝辞 喪主謝辞 喪主・遺族謝辞 起立して拝聴、終わりに一礼
閉式・出棺準備 合掌・黙祷 拝礼 黙祷 案内に従い整列、最後のお別れへ
出棺 花入れ・出棺 花入れ・出棺 花入れ・出棺 合掌・黙礼で見送り、道中の撮影は控える

3.1.2 弔辞の要点

弔辞は喪主の依頼が基本で、関係が深い順に読み上げます。内容は故人への哀悼、在りし日のエピソード、遺族への労りを簡潔にまとめます。依頼がない場合に独断で登壇しない・冗談や忌み言葉を避ける・時間を守るのが礼儀です。

3.1.3 焼香・玉串奉奠・献花の作法

宗派・教会により細かな作法や回数が異なるため、会場の案内表示や係の指示を最優先にします。

弔礼の基本動作
行為 基本の流れ 立ち居振る舞い
焼香(仏式) 祭壇前で一礼→抹香をつまむ(回数は指示に従う)→合掌→一礼して下がる 数珠は手にかけて合掌、静かに歩き、列を乱さない
玉串奉奠(神式) 玉串を受ける→根元を祭壇へ向け右回しで捧げる→二礼二拍手一礼(忍び手)→一礼 拍手は音を立てない(忍び手)、姿勢を正し落ち着いて所作する
献花(キリスト教式) 花を受け取る→茎を祭壇側・花を手前にして献花台へ→黙祷→一礼して下がる 手早く静粛に、十字や賛美歌は教会の指示に従う

弔礼の列は「喪主・遺族→親族→一般会葬者」が原則。案内があればそれに従い、順番を崩さないこと。

3.1.4 出棺の流れ

喪主挨拶の後、最後の対面と花入れを行い、棺を閉じて霊柩車へご安置します。合図に合わせて一同で合掌・黙礼し、火葬場へ向けて出立します。見送りは端に寄って静かに一礼、クラクションや声掛けは控えるのが基本です。

3.2 服装 持ち物 数珠 供花

告別式の装いは「地味・清潔・統一感」。遺族・親族は正喪服〜準喪服、一般参列者は準喪服が目安です。

3.2.1 服装の基本

参列時の服装ガイド
区分 主な服装 靴・バッグ 装飾・身だしなみ
男性 黒無地のスーツ(シングル)・白シャツ・黒無地ネクタイ 黒の内羽根またはプレーントゥ、黒ベルト、光沢なしの黒バッグ 時計は地味なもの、ポケットチーフ・派手なカフスは避ける
女性 黒無地ワンピース/アンサンブル/パンツスーツ(膝下丈・露出控えめ) 黒パンプス(3〜5cm程度のヒール)、黒布製バッグ アクセサリーは結婚指輪程度、メイク・ネイルは控えめ、ストッキングは黒無地
子ども・学生 学校の制服、なければダークカラーの服装 黒や濃色の靴・ソックス 校章・リボンは派手なら外す、髪はまとめる

光沢・大きな柄・過度な露出は避け、会場内ではコートを脱ぐのが原則。喪服が用意できない一般参列者は、濃紺やチャコールグレーのダークスーツで可。

3.2.2 持ち物のチェック

必携品リスト
目的 推奨品 備考
弔意の表明 香典(不祝儀袋)・袱紗 通夜で渡していない場合は告別式で。表書き・金額は地域慣習に従う
礼拝具 数珠(仏式) 宗派が不明でも略式数珠で可。神式・キリスト教式では使用しない
身だしなみ 黒無地ハンカチ・予備マスク 柄物は避ける
受領品 小さめのサブバッグ 会葬礼状・返礼品を持ち帰る際に便利

3.2.3 数珠の扱い

数珠は仏式で用い、合掌時に手に掛けます。席に置きっぱなしにせず、移動時は片手で丁寧に持ちます。神式・キリスト教式では数珠を使わないため、バッグに収めておくのが自然です。

3.2.4 供花の手配とマナー

供花は葬家の意向と会場の規定に従い、事前に葬儀社経由で手配します。当日の持ち込みは避け、辞退表示がある場合は申し込まないのが基本です。立札は個人名・会社名・部署名などを正確に記載し、連名は代表名を左(上位)に配置します。

3.3 会食 精進落とし 返礼品 会葬礼状

告別式後は、案内に沿って会食(お斎・精進落とし)や返礼品の受領が行われます。参列者は都合に応じて丁重に応対します。

3.3.1 会食・精進落とし

参席の案内があれば指定席に着席します。辞退する場合は係に静かに一言伝え、そのまま退席します。飲酒は控えめにし、喪家への労いと故人への追悼を旨とするのが節度です。

3.3.2 返礼品と香典返し

会葬返礼品は受付や退出時に受け取ります。香典返しは地域慣習により当日(即日返し)または後日送付されるため、氏名・住所を受付で正確に記帳することが大切です。

3.3.3 会葬礼状

会葬礼状は喪家からの御礼です。自宅で丁寧に保管し、弔問や供花・弔電のお礼連絡が必要な場合は、礼状の記載内容(喪家の連絡先など)を確認します。

4. 葬儀 葬式の範囲と日程 火葬 納骨

葬儀 葬式の範囲と日程 火葬 納骨

ここでは、葬儀と葬式の範囲の違いを整理し、通夜から火葬・納骨、そして法要までの一般的な日程と、実務で必要となる手配・書類を簡潔にまとめます。

4.1 葬儀と葬式の関係 一般的な日取り

4.1.1 用語の範囲

一般的には「葬式」は一連の儀式全体(通夜・葬儀・告別式・出棺・火葬など)の総称で、「葬儀」は宗教者による宗教儀礼部分、「告別式」は会葬者との社会的なお別れの儀式を指します。用語の使い分けは地域差があるものの、この理解で日程を組むと混乱が少なくなります。

4.1.2 一般的な時系列(仏式の一例)

逝去から四十九日までの流れは次のように進むのが一般的です。規模(家族葬・一般葬)にかかわらず、基本の段取りは同じです。

時期 主な儀式・手続き 所要の目安 重要ポイント
逝去当日〜 ご安置/葬儀社へ連絡/死亡診断書(または死体検案書)受領/死亡届の準備 当日〜翌日 安置先(自宅・斎場)決定、日程と会場の仮押さえ
翌日 通夜(納棺・通夜式・通夜振る舞い等) 夕刻〜夜 僧侶・式場・会葬者の動線と時間を統一
通夜の翌日 葬儀・告別式→出棺→火葬→収骨(骨壺へ)→還骨法要・繰上げ初七日 日中 火葬は死亡後24時間を経過しないと行えません。
〜四十九日 四十九日法要の準備/墓地・納骨堂の手続き/位牌・遺影の準備 数週間 日程は僧侶・墓地管理者と早めに調整
四十九日前後 四十九日法要→納骨(墓地・納骨堂・合祀墓・永代供養墓 など) 半日程度 埋葬(納骨)に必要な許可証を忘れず持参

4.1.3 一日葬・直葬(火葬式)の日程

一日葬は通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を1日で執り行います。直葬(火葬式)は宗教儀礼や会葬の儀式を省略し、火葬のみを行う形です。どちらの場合も火葬場の予約と許可証の手配は通常と同様に必要です。

4.1.4 公的手続きの期限と火葬可能時期

死亡届は市区町村役場へ原則7日以内に提出し、受理後に交付される「火葬許可証(埋火葬許可証)」をもって火葬場を利用します。火葬は法令により死亡後24時間を経過してから行うのが原則です。

4.2 火葬場 霊柩車 斎場の手配

4.2.1 式場(斎場)の選定

会場は公営斎場、民営葬儀会館、寺院本堂、自宅などから選びます。収容人数、安置設備の有無、宗派対応、アクセス(駅・駐車場)、費用と付帯サービス(控室・音響・安置室)を総合的に比較します。

4.2.2 火葬場の予約と当日の流れ

火葬場は日程確定後すぐに予約します。受付→炉前での読経・黙祷→火葬→収骨(ご遺骨を骨壺へ)という順序が一般的で、待合室の利用可否や人数制限、供花・炉前花の取り扱いは施設ごとに異なります。必要書類は火葬許可証です。

4.2.3 搬送と霊柩車の手配

逝去場所から安置先までは寝台車、出棺時は霊柩車を手配します。会葬者の移動にはマイクロバス等を併用します。発着時刻・経路・台数は式場と火葬場の予約枠に合わせて一本化します。

手配項目 主な手配者 必要書類 予約の目安 留意点
式場(斎場) 葬儀社/喪主 会場申込書等 逝去当日〜翌日 安置・控室・宗派対応・音響の確認
火葬場 葬儀社/喪主 火葬許可証 通夜日程の確定後すぐ 収骨人数・待合室・炉前読経の可否
霊柩車・送迎バス 葬儀社 なし(手配書面) 火葬場の時間枠確定後 発着場所・台数・所要時間を式次第と同期

会場・火葬・搬送の予約は相互に依存するため、葬儀社に一元化して同時進行で押さえるのが最も確実です。

4.3 初七日 四十九日 忌日 納骨

4.3.1 法要の意味と時期

初七日は没後7日目、四十九日は忌明けの大きな節目です。近年は葬儀当日に「繰上げ初七日」を併修する形が一般化していますが、四十九日法要は改めて日程を整えて行うのが一般的です。

4.3.2 納骨の時期と納骨先

納骨は四十九日前後に行うのが一般的で、墓地、納骨堂、合祀墓、永代供養墓などから選びます。墓所が未定の場合は一時安置(自宅・寺院・霊園の安置施設)とし、決定後に納骨します。

4.3.3 納骨時に必要な書類と段取り

納骨には火葬後に返付される許可証(火葬済みの記載があるもの)を持参します。墓地・納骨堂の管理者と日時を調整し、納骨法要(僧侶の読経等)を執り行います。分骨予定がある場合は火葬時に分骨証明書を発行してもらいます。

4.3.4 改葬(お墓の移転)が必要になった場合

埋葬先を移す改葬には、現墓所の管理者の証明、新墓所の受入証明、所管の市区町村での改葬許可など所定の手続きが必要です。計画段階で墓地管理者・寺院・市区町村窓口に確認し、書類の体裁と日程を整えます。

5. 喪主 遺族 参列者の役割と準備

通夜・葬儀・告別式を円滑に行うには、喪主・遺族・参列者の役割分担を明確にし、宗派や地域の慣習に沿って準備を進めることが重要です。葬儀社の担当者と相談しながら、挨拶や受付、香典の取扱い、弔問対応などを整理しておきましょう。

全体像として、喪主は最終決定と宗教者対応、遺族は実務と接遇、参列者は礼節を守った会葬が基本です。

立場 主な役割 準備物 注意点
喪主(施主を兼ねる場合あり) 方針決定、訃報発信、宗教者(僧侶・斎主・司祭)対応、弔辞依頼・弔電選定、開式・閉式の挨拶 喪主挨拶文、連絡先リスト、会葬礼状の原稿、香典帳の管理体制、遺影写真の候補 宗派確認と表書きの統一、香典・供花辞退の方針明示、個人情報配慮
遺族(世話役・親戚含む) 受付・会計補助、香典帳記録、会葬者案内、供花札確認、会食や弔問対応 受付用品(芳名帳・筆記具・ふくさ・香典盆)、名札、連絡用携帯、消毒・ハンカチ等 金銭・貴重品は複数名で管理、会場スタッフと動線・焼香順の共有、写真・録音は原則控える
参列者 受付記帳、焼香・合掌、静粛な会葬、遺族へのお悔やみ 喪服(ブラックフォーマル)、数珠、不祝儀袋(ふくさ)、ハンカチ 時間厳守、香典辞退時は持参不要、写真撮影は控える・指示に従う

5.1 喪主が準備すること 訃報 司会 僧侶連絡 お布施

喪主は全体の最終決定者として、訃報発信と進行管理、宗教者対応、会計・返礼の要を担います。

5.1.1 訃報と連絡

訃報には「故人名・享年・逝去日」「通夜・告別式の日時と会場」「喪主名」「弔電・供花の宛先」「香典・供花辞退の有無」を明記します。家族葬や参列辞退の場合は「近親者にて執り行います」等の文言で意向を明確にし、電話・メール・案内状の順で確実に伝達します。SNSでの拡散は遺族の意向と個人情報保護を優先して慎重に扱います。

5.1.2 司会と式進行

司会は葬儀社の司会者に依頼するのが一般的ですが、親族が務める場合は台本(開式・閉式挨拶、弔辞・弔電紹介、焼香案内、黙祷)を事前に用意します。弔辞をお願いする相手には早めに依頼し、肩書やお名前の読み、弔電の読み上げ順を確認します。式次第は宗派や会場の流れに合わせ、関係者間で共有します。

5.1.3 僧侶連絡・宗教者手配

菩提寺や依頼先に宗派・作法を確認し、枕経・通夜・葬儀・繰上げ初七日の有無と時間を調整します。仏式では戒名(法名・法号)授与の有無、神式は斎主・祭詞、キリスト教式は司祭・牧師の都合を確認し、送迎の要否や控室、読経・典礼時間を共有します。謝礼は表書きと内訳(御布施/御礼、御車代、御膳料)を分け、当日の受け渡し方法を決めておきます。

5.1.4 お布施・会計・返礼

お布施は地域や寺院とのお付き合いで異なるため、無理のない範囲で事前相談のうえ準備します。表書きは「御布施」「御礼」「御車代」「御膳料」など用途別にし、白封筒(黒白または双銀の水引、薄墨の記載)を用います。香典帳の記録体制を整え、香典返し(即日返し/後返し)と会葬礼状の方針を決め、見積書・請求書・領収書を整理して会計を管理します。

5.2 参列者が準備すること 服装 香典 供物

参列者は喪家の意向に従い、過度な装飾を避けた服装と、正しい表書き・取扱いの香典や供物で弔意を示します。

5.2.1 服装

男性は黒無地スーツに白シャツ、黒ネクタイ・黒靴下・光沢のない黒革靴(内羽根ストレートチップ等)。女性は黒のワンピースまたはアンサンブル、黒ストッキング、プレーンな黒パンプス、光沢のないバッグで、アクセサリーは一連の真珠と結婚指輪程度にとどめます。和装は黒無地喪服に黒帯が基本。平服指定の場合は黒・濃紺・グレーのダークスーツや地味なワンピースで、柄物・派手な装飾・強い香水は避けます。数珠があれば持参します。

5.2.2 香典

不祝儀袋は宗派に合わせて選び、仏式は「御霊前」または時期により「御仏前」、神式は「御玉串料」「御神前」、キリスト教式は「御花料」などの表書きを用います。氏名・金額は薄墨で記し、ふくさに包んで受付で一礼して渡します。新札は避けるのが一般的で、香典辞退の案内がある場合は持参しません。受付では芳名帳に記帳し、長居は避けて簡潔にお悔やみを伝えます。

5.2.3 供物・供花

供花は会場指定の花屋・葬儀社経由で手配し、名札の表記(会社名・肩書・氏名)を確認します。花は白菊・白百合など落ち着いた色合いが無難で、宗派の慣習に配慮します。供物の表書きは「御供」とし、飲食物は日持ちや会場規定を確認のうえで手配します。家族葬や辞退の明記がある場合は意向を尊重します。

5.3 子どもの参列マナー

子どもの参列は年齢と体調を最優先に、無理のない範囲で静粛を守れる環境を整えることが大切です。

5.3.1 服装と持ち物

制服があれば制服、なければ黒・紺・グレーなど落ち着いた色の服とシンプルな靴を選びます。ロゴや派手な装飾は避け、上着やハンカチ、音の出ない玩具・おやつ・飲料を必要に応じて用意します。数珠は必須ではありません。

5.3.2 参列時の配慮

会場では出入口に近い席に座り、ぐずった場合は静かに一時退席します。ベビーカーは通行の妨げにならない場所に置き、授乳室やおむつ替えスペースの有無を事前に会場や葬儀社に確認しておきます。

5.3.3 参列が難しい場合

体調や年齢を踏まえて無理をせず、欠席する場合は早めに喪家へ連絡し、弔電や供花・香典の郵送で弔意を伝えます。落ち着いてから日を改めて弔問する配慮も適切です。

6. よくある質問とトラブル回避

通夜・葬儀・告別式で迷いやすいポイントを、最低限おさえておきたい実務的な対処法に絞ってまとめます。係員(葬儀社スタッフ)の案内に従うことが最優先です。

6.1 平服での参列は可能か

案内状に「平服でお越しください」とあっても、礼を失しない装いが原則です。平服は「普段着」ではありません。

「平服」指定であっても、喪服(ブラックフォーマル)での参列が最も無難です。

6.1.1 平服指定の意図と実際の服装

喪家の負担軽減や会葬者への配慮として「平服」表記が用いられることがありますが、ダークトーンで光沢・柄のない装いが基本です。男性は濃紺・黒・ダークグレーの無地スーツに白無地シャツ・黒無地ネクタイ、黒のプレーントゥ。女性は黒のワンピースやアンサンブル(露出は控えめ)、黒ストッキング、黒の小ぶりなバッグとパンプスが目安です。

6.1.2 喪服がない場合の代替とNG

手持ちのスーツ・ワンピースで落ち着いたトーンにまとめれば対応可能です。装飾・光沢・大きなロゴは避けます。

項目 OK NG
スーツ/ワンピース 黒・濃紺・ダークグレーの無地、光沢なし 明るい色・派手柄・光沢生地
ネクタイ/ストッキング 黒無地ネクタイ/黒ストッキング カラー・柄タイ/柄・網タイツ
黒のプレーントゥ・プレーンパンプス スニーカー・サンダル・エナメルの強光沢
バッグ 黒・小ぶり・金具が目立たないもの 大きなロゴ・派手金具・布以外の強光沢
アクセサリー 基本なし(許容は白パール一連・結婚指輪) ゴールド、ダイヤ、カラーストーン、重ね付け

6.1.3 季節・職場や学校から直行する場合

夏でも上着と黒無地ネクタイは着用します。冬のコートは濃色を選び、会場内では脱ぎます。職場・学校からの直行時は、派手な色やロゴを上着で隠し、靴とバッグだけでも黒に統一すると落ち着きます。

6.2 遅刻 途中退席 参列できない場合の弔電

通夜・葬儀・告別式は時間厳守が原則です。やむを得ない場合は静粛に行動し、受付や係員に事情を伝えます。

出棺前後は会場の動線が最も混み合うため、入退場は避けます。

6.2.1 遅刻時の入場と焼香の作法

開式後は、式の区切り(読経や弔辞の合間)を待って静かに入場します。受付が混雑・不在なら、係員の指示に従い、焼香後に記帳・香典を預けます。焼香の順番は案内に従い、私語・通話は厳禁です。

6.2.2 途中退席のタイミング

通夜は焼香を済ませた後、遺族に一礼して静かに退席します。告別式は読経や焼香が一段落した区切りで退席します。供花や会葬御礼の受け渡しがある場合は係員の案内に従います。

6.2.3 参列できないときの弔意の伝え方

弔電は喪主宛で、通夜の開式前までに届くよう手配します。文面は簡潔にお悔やみを述べ、差出人名・会社名・連絡先を明記します。

香典は現金書留で喪主宛に郵送します。表書きと不祝儀袋を整え、お悔やみ状を同封します。到着は通夜〜葬儀前が目安ですが、過ぎた場合は四十九日までの到着を目指します。供花・供物は式場指定の葬儀社に可否・締切・名札表記を確認してから手配します。

6.3 宗派が不明なときの作法

宗教・宗派で所作は異なります。まず会場の掲示や司会・係員の指示に従えば問題ありません。

迷ったら「黙礼・姿勢を正す・私語を慎む」を徹底し、作法は前の人や係員に倣います。

6.3.1 焼香・玉串奉奠・献花の違いと対応

仏式は焼香、神式は玉串奉奠、キリスト教は献花が基本です。所作の細部は案内に従い、無宗教葬では黙礼で弔意を表します。

6.3.2 数珠・合掌・黙礼の基本

仏式は数珠を手にかけて合掌し一礼します。神式は玉串奉奠の後に音を立てない拍手(しのび手)で拝礼します。キリスト教は胸の前で黙祷し、軽く一礼します。

6.3.3 香典の表書きと不祝儀袋の選び方

表書きは宗教で異なります。わからない場合は、事前に喪家または葬儀社に確認するのが確実です。

宗教・宗派 表書きの例 不祝儀袋・水引
仏式(浄土真宗以外) 御香典/御霊前(四十九日以降は御仏前) 黒白または双銀の結び切り
仏式(浄土真宗) 御仏前/御香典 黒白または双銀の結び切り
神式 御玉串料/御神前/御神饌料 黒白または双銀の結び切り
キリスト教 御花料(カトリックでは御ミサ料のことも) 白無地封筒(十字や仏具の印刷なし)
不明 御香典(可能なら事前確認) 黒白または双銀の結び切り

表書き・水引・中袋の書き方は、地域や宗派の慣習で異なるため、案内状や葬儀社の指示を最優先します。

7. まとめ

葬儀・葬式・通夜・告別式は、通夜=前夜のお別れ、葬儀=宗教儀礼、告別式=社会的なお別れ、葬式=総称として理解すると迷いません。一般的な流れは通夜→告別式→火葬→納骨で、初七日や四十九日の法要もあります。服装や香典、焼香・献花などの作法は宗教と地域の慣習に合わせ、迷ったら案内や葬儀社・係の者に従うのが最善です。参列できない場合は弔電や供花で弔意を伝え、遅刻や途中退席は受付など係の者に必ず申し出ましょう。

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