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お悔やみメールのパターン別文例をご紹介

2024.06.17 18:05

大切な人が亡くなり、お葬式に参列できれば良いですが、いろいろな事情で叶わないケースもあります。
本来はお悔やみの言葉は遺族に直接お伝えするものですが、近年は仕方なくメールで送ることも増えています。
マナーを守り失礼にならないように、お悔やみのメール文例を知っておきましょう。
職場や友人などパターン別にご紹介します。

お悔やみメール文例

お悔やみメールで送っても良いかどうかの判断基準と例文

まず何より、故人の遺族にメールでお悔やみを送っても良いのか関係性を考えなければいけません。
送るべき相手ではないのに、こちらの勝手な判断で一方的に送ってしまうと不快に思われる可能性があります。
しっかり見極めて、マナー違反にならないようにしましょう。
基準としては、相手との親密度がポイントです。
友人関係は送りやすいですが、目上の親族や上司の場合どうすれば良いか難しいところです。
打ち解けた関係であればメールでのお悔やみでもかまいません。
また、遠方にいる場合には、告別式に行くのが難しくなります。
その際には、取り急ぎでも、メールでお悔やみと訪問できない旨を伝えると良いでしょう。
相手側からメールで訃報のお知らせが届いたのであれば、たとえ目上であろうともこちらからもメールで返信します。
電話は相手側がバタバタしていることも多いので、メールにはメールで返すのが無難です。

親族へのメール文例

親族はどの程度の間柄かによって内容が違ってきます。
親族とはいえ失礼のないように丁寧な文を心がけましょう。
「このたびは心からお悔やみを申し上げます。
本来であれば直接ご葬儀に伺うべきですが、こちらの都合により略儀となり申し訳ありません。
〇〇(故人)さんには生前とてもお世話になりました。
落ち着いたころに、改めてご焼香に伺いたいと思います。
しばらくはご多忙かと思いますが、お身体ご自愛ください。
なお、ご返信のお気遣いは無用です。」

友人へのメール文例

気心知れた友人にはメールも送りやすいかもしれません。
とはいえ、話し言葉のような馴れ馴れしい文はこのような時には不謹慎です。
気落ちしているのを気遣い寄り添いたいものです。
「〇〇(故人)さんのご逝去を知り、驚いてメールした次第です。
△△(相手)さんをはじめ、ご家族の皆様は気を落とされていることと思います。
駆け付けられず申し訳ありません。
お辛いと思いますが、心身にお気を付けください。
〇〇(故人)さんのご冥福を心よりお祈りしております。
なお、メールの返信は不要です。」

会社関係へのメール文例

職場関係に送る場合、同僚や後輩なのか上司なのかによって書き方が変わります。
特に目上の上司へのメールは、敬語の使い方など気を付けたいものです。

会社関係へのメール文例

同僚宛のお悔やみ例文

「〇〇(故人)様の訃報を知り、驚いてメールしました。
突然のことでお辛い時に、駆け付けることができず申し訳なく思っています。
何か私にできることがあれば、遠慮なくお声がけください。
〇〇(故人)様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
なお、ご返信はお気遣いなくお願いいたします。」

上司宛のお悔やみ例文

「このたびは〇〇(故人)様の突然の訃報に驚いております。
ご逝去を悼み、心よりお悔やみを申し上げます。
本来ならば弔問に伺うべきところ、こちらの都合ながらメールにて失礼いたします。
〇〇(故人)様の安らかなご永眠をお祈りいたします。
なお、ご多忙かと思いますので、ご返信には及びません。」

取引先宛のお悔やみ例文

「△△株式会社××部〇〇様
ご身内にご不幸がおありだったと伺い、大変驚いています。
こちらの都合であいにくご葬儀に伺うことができず、申し訳ありません。
甚だ恐縮ではございますが、メールにてお悔やみを申し上げます。
心から哀悼の意を表します。
なお、返信のお気遣いは無用です。」

お悔やみメールのまとめ

お悔やみメールであれば、電報や訪問よりも早くに気持ちを伝えることができるのはメリットです。
ショックを受けている遺族の励みになることでしょう。
そのためにも、失礼のない内容にしたいものです。
誤字脱字に気を付けて、訃報を知ったらできるだけ早くに送信するようにしましょう。
送信前には必ず見直すことも忘れてはなりません。

こちらのコラムの監修者

株式会社プライベートセレモニー
姫路市の葬式、葬儀に関する情報以外にも、家族葬や直送など全てのご葬儀に関するお役立ち情報を提供していきます。