香典辞退に対して代わりに弔意を伝える方法|コラム(葬儀・葬式のお役立ち情報)|姫路市・太子町で葬式、葬儀、家族葬なら名古山葬儀式場、筑紫の丘斎場の受付窓口であるプライベートセレモニー

メニュー

コラム一覧

公開日:2025.05.27

香典辞退に対して代わりに弔意を伝える方法

一般葬であっても香典を辞退するというケースが増えてきました。

ご遺族の気持ちも汲みたいものの、亡くなられた方とのつながりが深い場合など、お悔みの気持ちを形で伝えたいと考える方も少なくありません。
香典辞退の場合に代わりに弔意を伝える方法について見ていきましょう。

関係性を踏まえる

弔意を伝える方法

葬儀に参列したい場合や弔意を伝えたい場合、故人と直接関係しているのか、喪主その他のご遺族の関係者、たとえば職場の関係者や親友などであるかによっても弔意を伝えたい気持ちは異なります。
喪主やその他のご遺族と関係が深く、亡くなった方とは直接面識もなく関係が薄い場合などには、香典辞退と案内されたらそれに従うのがマナーです。
香典を渡せば、香典返しを準備しなくてはなりません。
選ぶ手間や手渡しや発送する手間とコストをかけてしまいます。
ほかの方が香典を送っていないのに、一人だけ良かれと思ってしたことが、余計な手間や費用の負担をかけてしまうので、喪主の意向に従うのが礼儀でしょう。
お電話やお手紙、直接会った際などの弔意を伝えるので十分です。
一方、故人と直接関係が深い親友や同僚などの場合、喪主が香典を辞退したとしても、故人様への気持ちをどうしてもなんらかの形で表したいと強く思うかもしれません。
こうした時、香典辞退に対して代わりに弔意を伝える方法を考えてみましょう。

供花や供物を贈る

香典を辞退する場合、供花や供物もすべてご遠慮されるケースが多いですが、香典のみしか案内がなかった場合には、供花や供物を贈る方法があります。
家族葬の場合、会場や葬儀の日時が明らかにされているのであれば、葬儀社に直接問い合わせて、供花を贈れるか確認しましょう。
特に葬儀社のホールを使う場合、供花の種類やプランがあり、価格なども指定されている場合があるからです。
葬儀の場所や日時が明かされていない場合には、ご自宅に供花や供物を贈る方法があります。
葬儀前なら枕花となり、葬儀後には後飾り祭壇に供花や供物が供えられます。
ただし、喪主やご遺族が葬儀のためにご自宅を留守にしている可能性や故人とは別世帯のケースもあるので注意が必要です。
枯れてしまう生花は避け、枯れないプリザーブドフラワーのアレンジメントがおすすめです。
大きなものだと置き場に困られるおそれもあるので、こぶりなアレンジメントにとどめましょう。
供物の場合、代表的なのはフルーツ盛りですが、こちらもすぐに受け取ってもらえない場合には腐ってしまうおそれがあります。
そのため、日持ちのするお菓子の詰め合わせか、仏式のご家庭であることがわかっている場合にはお線香やお線香とろうそくのセットなどを贈るのがおすすめです。

ポイント:

  • 通夜または葬儀に間に合うように手配する。

  • 白を基調とした落ち着いた花が基本。

  • 個人名や会社名で出すことができます。

  • 「香典に代えて」という一筆を添える。

  • のし紙には「御供」と書き、送り主の名前を記載。

  • 宗教・宗派によって避けるべきものもあるため、事前に確認。

葬儀・葬式に贈る供花の種類や相場・マナーの基本を押さえよう

弔電を送る

弔電を送る

香典を辞退する場合、供花や供物などもすべて辞退というケースが多いです。
その場合の弔意の示し方の一つに弔電があります。
葬儀の日程や会場がわかるのであれば会場宛てに、わからなければご自宅へ送りましょう。
弔電は故人様と直接関係はない喪主などの関係者にもおすすめできる弔意を伝える方法の一つです。
故人様との関係がないなら、シンプルな台紙と文面のみのものを、故人様への気持ちが強く、何か形に表したい方はデザイン性の高い弔電を選ぶのもおすすめです。
台紙に花などの刺繍が施されているものや押し花が入っているもの、高級な漆塗りや七宝焼きタイプなどがあります。
また、お線香付きといったタイプもあります。
弔電であれば、少し豪華でも香典返しを気にせず礼状などでお礼ができるので、香典や供花、供物を辞退されている場合でも送りやすいです。
弔電の文面は、自由に気持ちを伝えてもいいですし、文面に悩んだら定型文などを使うこともできます。

手紙を送る

弔電は亡くなった直後や葬儀の会場などに送るのが一般的です。
家族葬の場合など、葬儀を終えてしばらくしてから訃報を知ることも少なくありません。
そうした場合に香典辞退を伝えられたらどうすればいいでしょうか。
お線香やお菓子などをお送りするのが一般的ですが、供花や供物なども辞退されている場合には、弔電ではなくお手紙で気持ちを伝えましょう。
今時、手紙なんてと思われるかもしれませんが、大切な家族が亡くなった後などは、ちょっとしたお手紙でも心癒されるものです。

文例(例文):

拝啓
このたびはご尊父様のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
ご生前のご厚情に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

なお、ご香典はご辞退とのことでしたので、失礼ながらお手紙にて哀悼の意をお伝えさせていただきました。
ご家族の皆様もどうかお体をお大切にお過ごしください。
敬具

お悔やみメールのパターン別文例をご紹介

香典辞退に対して代わりに弔意を伝える方法のまとめ

香典を辞退された場合、供花や供物がOKであれば、お相手との関係性やお相手の事情を考慮したうえで、プリザーブドフラワーやお菓子、お線香などを贈りましょう。
供花や供物も辞退されている場合には、弔電やお手紙で弔意を伝えるのがおすすめです。

ご相談・お申し込み

まずはお電話でご相談ください。もちろん相談だけでも大丈夫です。
お客様のご不安を解消するために、専任のスタッフが対応いたします。少しでもお役に立てればと思います。

0120134194

ひょうごSDGs私たちは、最期まで安心して暮らせる
街づくりに貢献します。

名古山
サポート会員(姫路市)
事前登録(無料)会員価格での施行が可能
筑紫の丘
サポート会員(太子町)
事前登録(無料)会員価格での施行が可能