お葬式の日程の一般的な決め方と注意点を解説|コラム(葬儀・葬式のお役立ち情報)|姫路市・太子町で葬式、葬儀、家族葬なら名古山葬儀式場、筑紫の丘斎場の受付窓口であるプライベートセレモニー
公開日:2025.05.16
お葬式の日程の一般的な決め方と注意点を解説
お葬式は突然としてやってきます。
生前に故人がどの会場でやりたいと希望した場合や生前相談などを行っていたとしても、日程は決まっていません。
日程の決め方と注意点について見ていきましょう
人の死は突然としてやってきます。
急病や事故などはもちろん、長く闘病していたとしても、いつ亡くなるかは誰にもわかりません。
ご家族などが亡くなると、悲しみや悔しさなどで辛い中でもすぐに葬式をしなくてはと焦ってしまう方も少なくありません。
焦ってしまうと、葬儀会社選びで選択ミスをすることや勧められるままに高額なプランなどを選んでしまいがちなので、焦らず何社か見積もりを取るくらいの気持ちの余裕を持ちましょう。
喪主だけで考えず、家族や親族に相談することや頼るのも大切なことです。
葬儀会社と打ち合わせをする際も、誰か親族に同席してもらうのがおすすめです。
家族葬と言われたらどうすべき?参列するかどうかの基準とマナー
葬式の日程は、一般的には死後2~3日以内のケースが多いですが、家族葬であれば、家族や近しい親族が集まれるならすぐにでもかまいません。
また、一般葬をはじめ、家族葬であっても人が集まるようにしたい場合には、死後一番近い土日や祝日を選ぶ方法もあります。
ただし、友引は避けるようにしましょう。
基本的に葬式の日に火葬場の予約が取れないと日程が決まりません。
火葬場は、友引は開いていないので、忌み日に葬儀をすることにはならないですし、葬儀会社も心得ていて、友引に重なることはないので、その点は安心しましょう。
地域の風習などにより、火葬をしてから葬式という流れもありますが、一般的には葬式を終え、その日のうちに火葬を行います。
そのため、葬式の日は利用する市町村などの火葬場の炉の予約が取れるかがポイントになります。
亡くなった日やその前後のカレンダーの並びなどに左右されるので注意しましょう。
たとえば、年末年始に亡くなると、松の内が明けてから葬儀をしたいという希望も多く、その時期に予約が集中するので、かなり先しか予約できなくなることがあります。
お盆期間など人が集まりにくい時期に重なった時も同じです。
遅くなるほど故人様との時間が取れる、心のゆとりが持てる、お金の準備ができると思われがちですが、実際には亡くなった方を腐らないように保存する処置やドライアイス代、冷蔵室の利用料などがかさむので、費用が高くなっていく点は気を付けましょう。
ドライアイス代や冷蔵室の利用、エンバーミング処理などの費用を抑え、なるべく低コストにしたいなら、できるだけ早い日程で火葬場の予約が取れる日に行うのがおすすめです。
遠方の親族に最後のお別れをしてほしい、もう少し故人様と過ごしたいという場合には、数日ゆとりを持たせることや人が集まりやすいように、次の土日祝日で火葬場の予約が取れる日にしましょう。
事故や災害死亡などの場合、ご遺体の状況によっては先に火葬が執り行われることもあります。
この場合には、少し心が落ち着いたところで葬式をしても問題ありません。
お葬式の日程を決めたら、親族などの関係者や参列してほしい方、故人や喪主の関係者などに連絡を取ることも必要です。
家族葬の場合、後日ご報告するケースもありますが、遠い親戚やご近所の方や職場の同僚などには、家族葬なのでと事前にご案内を入れたほうが良い場合も多いです。
お葬式は突然起こり、日程を決めてからお葬式の日まで日数も少ないので、案内状や出欠ハガキを送っている場合ではありません。
参列してもらいたい方やお葬式を行うことを知らせたほうがいい方がいる場合には、すぐに知らせる必要があります。
基本的には、日時、開催する会場名、住所、電話番号を連絡します。
通夜と告別式に分かれる場合には、それぞれの日程を連絡しましょう。
一日葬の場合は、通夜はない旨を案内します。
喪主一人でやり取りするのはとても大変なことですので、葬儀会社が用意してくれる案内チラシを職場の方や近所の方に渡して配っていただくか、喪主や家族、親族などで手分けをして親族や知人などの関係者に葬儀日程の連絡するようにしましょう。
お葬式の日程は友引は避けるのが基本ですが、これは意識しなくても葬儀会社や火葬場の稼働状況によって避けることができます。
予算や参列する人、葬儀の種類によって、すぐに行うのか、少しゆとりを持たせるのか、土日祝日など集まりやすい日にするのかが変わりますが、いずれにしても火葬場の予約が取れることが前提です。
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