家族葬と言われたらどうすべき?参列するかどうかの基準とマナー|コラム(葬儀・葬式のお役立ち情報)|姫路市・太子町で葬式、葬儀、家族葬なら名古山葬儀式場、筑紫の丘斎場の受付窓口であるプライベートセレモニー

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公開日:2024.04.22 / 更新日:2026.01.06

家族葬と言われたらどうすべき?参列するかどうかの基準とマナー

家族葬と言われたらどうする?参列の基準と対応マナー完全ガイド

「家族葬で執り行います」「参列はご遠慮ください」と言われたとき、参列の可否、連絡の返し方、香典・供花・弔電の扱い、服装や持ち物、職場や取引先への伝え方まで、何をどう対応すべきかがこの1本で分かります。家族葬の目的と一般葬との違いを踏まえ、遺族の意向を最優先にした判断基準と、電話・メール・LINEの返答例、よくあるケース別のマナーまでを網羅した実用ガイドです。

結論はシンプルです。参列の可否は「ご遺族からの案内の有無」を最優先に判断し、案内や参列依頼がない場合は参列しないのが原則。どうしても最後のお別れを望むときも無断参列・無断訪問は避け、喪主または連絡担当者に静かに意向を伺います。香典・供花・弔電は事前確認が必須で、「香典辞退」「供花・弔電ご遠慮」の意向があれば必ず従います。写真撮影やSNS投稿は行わず、過度な問い合わせは控えてご遺族の負担軽減を最優先にする──これが家族葬対応の基本軸です。

家族葬と言われたら

家族葬は少人数・私的な見送りでご遺族の負担軽減を目的とするため、一般葬と同じ感覚での行動はトラブルになりやすいのが理由です。本ガイドに沿えば、故人とご遺族への敬意を保ちながら、参列の基準を正しく判断し、適切な連絡・贈答・装い・振る舞いができるようになります。

家族葬とは何かと一般葬との違い

家族葬は、参列者を家族・親族・ごく親しい知人に限定して小規模に執り行う葬儀の形式です。一般葬は会葬者の範囲を広く取り、近隣・友人・職場関係者など幅広い弔問を受け入れる点が異なります。家族葬でも宗教儀礼や焼香・読経などの基本的な式次第は一般葬と大きくは変わりませんが、案内範囲・告知方法・返礼や会食の有無など運営面に明確な違いがあります。

項目 家族葬 一般葬
参列範囲 家族・親族・極親しい友人などに限定 親族・友人・近隣・職場関係者・取引先まで広く
告知方法 個別連絡が中心(訃報を限定送付) 訃報ハガキ・新聞・社内外告知など広く通知
規模 小規模(会葬者数が少ない) 中〜大規模(会葬者数が多い)
式場・会場 小規模ホール・自宅・寺院会館など 葬儀会館の大ホール・寺院本堂など
費用傾向 会葬者関連費(会食・返礼)が抑えやすいが、内容次第 会葬者対応費用が増えやすい
香典・供花 辞退の指定が比較的多い(要事前確認) 受け付けることが多い
返礼・会食 簡素にする・省略することがある 会葬御礼・通夜振る舞い・精進落としを用意しやすい
受付・記帳 設けない/簡易対応が多い 受付・記帳・会葬礼状配布を整えて実施

家族葬の定義や一般葬との違いは、葬儀ポータル各社の解説でも整理されています(いい葬儀、小さなお葬式)。

招待範囲と参列可否の考え方

家族葬は「招かれた方のみが参列する」前提の葬儀です。訃報や案内に明示がない場合は参列せず、遺族の意思表示を最優先にします。

訃報・案内文に「家族葬にて執り行います」「ご参列はご遠慮ください」「香典・供花のご厚意は辞退いたします」などの記載がある場合は、その指示に従います。家族葬でも遺族が一部の友人・関係者に来てほしいと考えるケースもあり、その際は個別に連絡が届きます。

訃報文の表現と受け止め方

・「近親者のみで執り行いました」=既に式を終えているため参列不可。弔電や供花も事前確認のうえ控えるのが無難です。
・「家族葬のためご参列はご遠慮ください」=参列不可。必要があれば後日の弔問可否を確認。
・「家族葬にて執行、関係者各位のご焼香は固辞」=弔問も原則控える。遺族の意向を最優先。

費用や規模の違いがマナーに与える影響

家族葬は会葬者対応(受付・返礼・会食)の負担を減らす意図があるため、香典や供花・弔電の辞退、参列者数の絞り込みなど「簡素化」に沿った行動がマナーになります。

小規模会場ではスペースや動線に制限があり、無断参列や大量の供花は運営負担や費用増につながります。香典辞退の明記がある場合は持参・送付を控え、会食の設定がないときは長居を避けるなど、遺族の準備範囲を越えない配慮が求められます。

連絡を受けたときの基本対応

連絡を受けたときの基本対応

家族葬の連絡を受けたら、まずはご遺族の意向(参列辞退・香典辞退・供花辞退など)を最優先し、即時かつ簡潔に受領とお悔やみを伝えるのが基本です。詳細確認は最小限にとどめ、同じ内容の再問い合わせや無断訪問、勝手な参列可否の判断は避けます。

連絡手段(電話・メール・LINE等)は、原則として相手から届いた経路に合わせて返信します。職場・取引先経由の訃報は、社内の総務・所属長の指示に従い、情報の取り扱いと共有範囲に配慮します。

電話・メール・LINEの返答例

返信は「迅速・簡潔・意向尊重」を軸に。参列の可否を自ら求める質問は控え、必要時のみ丁寧に確認します。

連絡手段 返信の目安 ポイント 避けたい言い回し
電話 受電時にその場で。出られない場合は当日中に折り返し。 まずお悔やみ→意向尊重→必要最小限の確認。長話は避ける。 「とにかく伺います」「詳細を全部教えてください」
メール 受信後できるだけ早く(目安1~2時間以内)。 件名に「訃報拝受/お悔やみ」。本文は簡潔・敬体。 長文の近況報告、画像添付、返信遅延
LINE等 確認次第すぐ。既読後の放置は避ける。 スタンプは使わず、短文で礼節を保つ。 「既読スルー」「場違いなスタンプ」

家族葬で「参列はご遠慮ください/香典辞退」と明記された場合

電話:このたびはご訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。ご案内の通り家族葬とのこと、ご意向に従い参列・香典は控え、謹んでご冥福をお祈りいたします。お力になれることがありましたら、遠慮なくお知らせください。

メール/LINE:ご訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。家族葬および参列・香典辞退の旨、承知いたしました。ご安寧をお祈りしつつ、微力ながらお手伝いが必要な際はお声がけください。

「家族葬だが参列のご案内」がある場合

電話:このたびは誠にご愁傷様でございます。ご案内を賜りありがとうございます。差し支えなければ、通夜・葬儀(告別式)の日時と斎場名、宗教・宗派、香典・供花・弔電の可否を教えていただけますか。可能な限り失礼のないよう参列させていただきます。

メール/LINE:ご案内を頂戴しありがとうございます。参列させていただきたく、日時・場所・宗教(宗派)と、香典・供花・弔電の可否のみお知らせいただけますでしょうか。ご多用のところ恐れ入ります。

可否が不明で、最低限の確認が必要な場合

電話:このたびはご愁傷様でございます。ご案内を拝受しました。差し支えなければ、今回は家族葬として参列はご遺族とご親族のみでいらっしゃいますか。意向に従い、必要があれば弔電にてお悔やみをお伝えいたします。

メール/LINE:ご訃報のご連絡、ありがとうございます。家族葬とのこと、参列の可否と、香典・供花・弔電の取り扱いについて、ご意向のみお知らせいただけますと幸いです。無理のない範囲で結構です。

確認すべき事項と聞き方

確認は「参列依頼・案内がある場合」または「運営上必要な最小限」に限定し、時間帯・相手の負担に配慮します。「差し支えなければ」「可能であれば」など緩やかな前置きを添えます。

確認事項 目的 丁寧な聞き方例
喪主名・続柄 弔意表明・弔電宛名の正確性 差し支えなければ、喪主様のお名前(故人とのご関係)を伺ってもよろしいでしょうか。
日時(通夜・葬儀・告別式) 参列・弔電の手配 参列のご案内を頂戴している前提で、当日の開始時刻を教えていただけますか。
斎場名・住所・アクセス 遅刻・道迷いの防止 会場名と所在地、駐車場の有無のみお伺いできますでしょうか。
宗教・宗派 数珠・作法・表書きの確認 可能であれば、宗教(宗派)を教えていただけますか。
香典・供花・弔電の可否 辞退意向の尊重・マナー違反防止 香典・供花・弔電について、ご辞退やご指定があればお知らせください。
服装の指定 平服指定等の確認 服装について特別なご指定があれば承りたく存じます。
弔問の可否・時期 後日の訪問可否の確認 参列が叶わない場合、落ち着かれてからの弔問可否を伺ってもよろしいでしょうか。

最小限の確認項目

参列案内がある場合のみ、日時・場所・宗教(宗派)・香典等の可否に絞って確認します。案内がない場合は、弔電の宛先と宛名だけを確認すれば充分です。

問い合わせのマナー

「参列してよいですか?」と相手に判断を迫らないことが肝要です。「ご意向に従います」を先に伝え、必要時のみ選択肢を提示します。夜間・早朝の連絡、繰り返しの着信、長文の質問は控えます。

共有・連絡の範囲

訃報や斎場情報は、喪主やご遺族の許可なく社内一斉共有やSNS投稿をしないでください。職場での必要連絡は、所属長・総務の指示に沿い、個人情報の取り扱いに注意します。

参列するかどうかの基準とは

家族葬と言われたら、参列可否の判断は「ご遺族から個別の案内や明確な依頼があるか」を最優先し、連絡がない場合は参列を控えるのが基本です。

家族葬はご家族だけに限らず、親族や極めて親しい友人が含まれることもありますが、どこまでの範囲を招くかはご遺族(喪主)の判断に委ねられます。したがって、原則として自己判断での参列は避け、案内が届いた場合のみ出席します。

ご遺族からの案内の有無を最優先

家族葬と伝えられた場合に参列するかどうかの基準は、ご遺族のほうから声がかかるかどうかです。基本的には家族葬と言われたら参列しません。ご遺族のほうから「最後のお別れをしてください」「故人があなたに来てほしいと言っていました」などの連絡が入れば参列します。

訃報や案内文に「ご参列はご遠慮ください」「近親者のみで執り行います」などの記載がある場合は、問い合わせや無断参列は控え、弔意の伝え方も案内に従います。

案内文言の例 参列可否 基本対応
家族葬のためご参列はご遠慮ください 参列不可 問い合わせを控える。弔電・供花・香典は辞退表記に従う(不明なら送付しない)。
近親者のみで執り行います 原則参列不可 個別案内がなければ参列しない。弔意は後日を検討。
個別にご案内差し上げた方のみ 案内受領者のみ可 招待が届いた場合に限り出席し、記載の指示に従う。
通夜・葬儀(告別式)の日時・会場・受付案内を明記 参列可(案内受領者) 出欠の返答を行い、当日の持ち物・服装・辞退有無を確認。
訃報のみ(詳細・参列案内なし) 参列不可 無理に連絡をせず、落ち着いた頃に弔意を検討。

故人・遺族との関係性での目安

関係が近いほど参列対象になりやすいものの、最終判断は案内の有無です。職場・取引先・ご近所など公的・近隣関係は、家族葬では原則招かれません。

関係性 参列の目安 補足
配偶者・子・親・兄弟姉妹など直系・同居親族 参列(通常対象) 喪主からの連絡・役割分担に従う。
親族(祖父母・孫・叔父叔母・いとこ等) 個別案内があれば参列 地域慣習よりも遺族の方針を優先。
親しい友人・恩師・長年の知己 個別案内があれば参列 案内がなければ参列しない。
職場関係(同僚・上司・取引先) 原則参列しない 会社経由の対応指示(供花・弔電・香典の扱い)に従う。
ご近所・町内会 原則参列しない 弔問や供物は方針確認後、時期を見て。

判断を迷うときの連絡の仕方

窓口が明記されている場合のみ、喪主または連絡係・葬儀社担当者へ一度だけ簡潔に確認し、決定はご遺族の意向に委ねます。 連絡先が示されていなければ問い合わせを控えましょう。

参列依頼があった場合の確認ポイント

個別に参列を依頼されたら、当日の混乱を避けるため次を事前に確認して準備します。

確認項目 理由・メモ
日時・式の種類(通夜/葬儀・告別式/火葬式) 出席すべき式次第と集合時間を把握。
会場・アクセス・駐車 遅刻防止。会場規定(私語・撮影禁止)も確認。
受付時間・焼香(献花)順 受付締切や着席位置の指示に従う。
香典の可否(辞退の有無) 「香典辞退」なら持参・送付をしない。
供花・弔電の可否・取次方法 辞退・業者指定・名札表記を事前確認。
服装(喪服/平服指示)・持ち物 数珠・袱紗・不祝儀袋などを準備。
同伴可否(配偶者・子ども・介助者) 席数や会場規模に配慮し勝手に増やさない。
会食の有無(通夜振る舞い・精進落とし) 辞退可否とアレルギー等の連絡先を確認。
連絡窓口(喪主/連絡係/葬儀社) 当日変更や緊急連絡のため必ず控える。

辞退表記の読み方の要点

案内文の「香典は辞退いたします」「供花・供物はご遠慮ください」「御厚志の儀は固くご辞退申し上げます」などは、持参・送付を控える指示です。辞退表記が一つでもある場合は、その対象(香典・供花・弔電等)を行わないことがマナーです。

やむを得ず欠席する場合

参列依頼を受けた後に欠席が判明したときは、連絡窓口へ速やかに丁寧に連絡し、無断欠席を避けます。具体的な代替の弔意は、ご遺族の方針や時期に配慮して検討します。

どうしても最後のお別れがしたい時

家族葬の案内があり参列は控えるのが基本ですが、故人と長年の交流があるなどどうしても最後にお顔を見てお別れしたい事情がある場合は、無理を承知のうえでご遺族に一度だけ丁寧に意向を伺うのが適切です。離れて暮らしていて交友関係を把握していないご遺族もおり、「一律ご遠慮」の方針でも事情に配慮してくださることがあります。ただしご遺族の判断が最優先で、不可の回答には必ず従うのがマナーです。

ご遺族への連絡方法と伝え方の例文

連絡は代表者ひとりから、短く要点のみ、早朝・深夜を避けて行います。訪問可否・時間・場所の具体案内がない限り、独断で式場やご自宅へ行かないでください。

連絡手段 適する場面 要点 注意点
電話 急ぎの確認や当日可否 要件を30秒程度で簡潔に 長話・深掘りの質問は避ける
メール 先方の都合を最優先したい 件名と要旨を明確に 返信催促を重ねない
LINE・SMS 普段の連絡手段がこれ 短文+折返し不要の配慮 既読有無で催促しない
手紙 時間に余裕がある・連絡先不明 お悔やみと意向を簡潔に 訪問依頼の可否は委ねる

電話での伝え方(言い出し方と要点)

「お忙しいところ恐れ入ります。◯◯様のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。家族葬と伺っており、無理なお願いであることは承知しておりますが、もしご迷惑にならない範囲で、火葬前に短時間だけお別れの機会を頂くことは可能でしょうか。難しい場合は当然控えます。ご負担にならない時に、可否のみお知らせいただければ幸いです。」

メールの例文

件名:お悔やみとお別れの機会についてのお願い(◯◯会社 △△)

本文:
このたびはご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。家族葬とのご案内を拝見し、本来であれば私どもは控えるべきところ、長年お世話になったことから最後にお別れをしたい気持ちがあり、無理を承知でご連絡いたしました。ご家族様のご意向を最優先し、不可の場合は一切控えます。もし可能でしたら、日時・場所・所要時間などご指定に従います。ご多用の折、返信は可否のみで結構です。

LINE・SMSの例文

「ご逝去の報に心よりお悔やみ申し上げます。家族葬とのこと承知しました。無理は承知ですが、火葬前に短時間だけお別れが叶うようであればご指示に従います。難しい場合はどうかお気遣いなく。ご返信は可否のみで大丈夫です。」

手紙(弔意カード)の例文

「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。差し出がましいお願いで恐縮ですが、可能でしたら短時間でもお別れの機会を賜れればと存じます。ご家族様のご方針に従い、難しい場合は固く控えます。」

確認したいのは「可否・日時・場所・所要時間・持ち物(香典や供物の辞退有無)」のみです。繰り返しの問い合わせや詳細根掘りは控えましょう。

参列不可のときの代替手段

不可の回答を受けたら、気持ちを形にする代替手段を検討します。すべて事前に受け付け可否を確認し、辞退案内がある場合は送らないのが大原則です。

代替手段 事前確認の要点 宛名・宛先の基本 注意点
弔電 受取可否、文面の長さ 喪主名(フルネーム)宛 式場直送時は到着日時を確認
供花 受け付け可否、指定業者・札名表記 式場(担当社名・担当者) 色・本数は会場規定に従う
香典・供物 辞退有無、送付方法 喪主の住所宛(現金書留) 辞退時は送らず、手紙で弔意のみ
後日の弔問(焼香のみ) 受入可否、時期・所要時間 ご遺族のご自宅など指定先 短時間・少人数で、手土産は簡素に

弔電・供花を送る場合のポイント

会場や葬儀社の方針で受け付けないことがあります。必ず担当葬儀社に確認し、札名や表記は指示に従います。到着の時刻指定ができるかも確認しましょう。

香典・供物の扱い

「香典・供物・供花はご辞退」と案内がある場合は、後日も含めて送らないのが礼儀です。辞退がない場合でも、送付前に受け取り可否を確認し、香典は現金書留で簡素な弔意文を添えます。

後日の弔問・オンラインでの追悼

四十九日後などご遺族が落ち着かれてから、短時間の焼香のみを打診します。難しい場合は、弔意カードや思い出の手紙を送る、オンラインで追悼メッセージをお預けするなど、負担の少ない形でお気持ちをお伝えください。

無断での参上・繰り返しの打診・写真撮影のお願いは控え、ご遺族のペースとプライバシーを何より尊重しましょう。

供花や弔電

家族葬でも、辞退の案内がなく会場・日程が示されている場合は、供花や弔電を送ること自体はマナー違反ではありません。ただし、会場やご遺族・葬儀社によって「受け付けない」「指定業者のみ可」などの運用があるため、必ず事前確認を行い、その指示に従いましょう。

家族葬でも、供花や弔電を送ること自体はマナー違反ではありません。

送る前に必ず確認すること

供花・弔電はいずれも「そもそも受け付けているか」「必要情報が揃っているか」を先に確認します。迷ったら会場の代表番号または葬儀社の担当者に問い合わせ、喪主やご遺族に不要な負担をかけない配慮が大切です。

確認項目 確認先 ポイント
受け付け可否(辞退の有無) 会場案内・葬儀社 「供花・弔電とも不可」「供花のみ不可」など運用が分かれる場合あり。
指定業者の有無(供花) 葬儀社 指定以外は搬入不可のことがある。注文方法・締切も確認。
搬入・到着締切 会場・葬儀社 供花は開式前の搬入、弔電は読み上げ前必着が一般的。時間帯を必ず確認。
表記情報 会場・葬儀社 喪主名(漢字・旧字)、故人名、会場正式名、式別(通夜/葬儀・告別式)。
札名(供花)・宛名(弔電) 会場・葬儀社 連名可否・人数上限・並び順のルール、肩書や社名の表記方法。
読み上げ可否(弔電) 葬儀社 読み上げ本数に制限がある場合は「掲示のみ」になることがある。

会場の許可や指定に反して独自に手配・自宅宛に送付することは避けましょう。会期が短い家族葬では、未着・混乱の原因になりやすいためです。

名札の書き方と相場の目安

ここでは供花の札名と、弔電の宛名・文面、費用相場の目安を簡潔に整理します。地域・会場の慣習や家族の意向を優先し、迷ったら葬儀社の指示に従ってください。

供花の名札の書き方

基本は「送り手」を明確にし、会場掲示の制約(文字数・レイアウト)に合わせます。一般的には以下の順序が分かりやすいとされています。

個人の場合:氏名(フルネーム)。連名は2〜3名までを目安にし、人数が多い場合は「〇〇一同」とする。夫婦連名は「山田太郎・花子」。

法人の場合:会社名(株式会社表記)→部署名→役職→氏名。部署・役職が長い場合は、会社名+氏名のみなど会場ルールに合わせる。

有志・団体:グループ名(〇〇有志一同/同期一同 など)。個人名の列記は会場の可否と見やすさを優先。

いずれも旧字・異体字は事前確認のうえ正確に提出し、略字や敬称の重複(「様」重ね)を避けます

供花・弔電の相場の目安

品目 関係性の目安 金額相場(目安) 備考
供花(スタンド/アレンジ) 個人・親しい友人 1万円台〜2万円台 白基調で落ち着いた色合いが無難。赤系・濃色は避けるのが一般的。
供花(スタンド/アレンジ) 職場・取引先 1.5万円〜3万円台 社名掲示の可否・体裁は会場ルールに従う。
供花(有志連名) 同僚・同期など 総額で1.5万円〜3万円台 人数が多い場合は「〇〇一同」表記が見やすい。
弔電(台紙+本文) 個人・法人共通 2千円〜5千円台 台紙やオプションで増減。開式前必着を目安。

弔電はオンライン申込が便利です(例:NTT東日本「D-MAIL」、日本郵便「レタックス」)。申込時は「喪主名」「会場名・式別」「読み上げ希望の有無」を正しく入力します。

弔電の宛名・文面のポイント(短文例つき)

要点 文面例
お悔やみ ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
故人への敬称 ご生前のご厚情に深く感謝し、安らかなご冥福をお祈りいたします。
参列不能のお詫び 遠方のため参列かないませんが、心よりお別れを申し上げます。
ご遺族への気遣い ご遺族皆様には、どうぞお力落としのございませんようお祈り申し上げます。

宛名は「喪主 〇〇 様」とし、本文では重ね言葉や華美な慶事表現を避けます(例:たびたび、重ね重ね、度々、など)。家族葬で辞退の明記がある場合は、供花・弔電とも控えるのがマナーです。

香典のマナーと相場

家族葬でも香典の基本マナーは一般葬と同じです。地域や宗教、遺族の意向で運用が変わるため、案内文や喪主の連絡を最優先し、無理のない範囲で用意します。家族葬では「香典辞退」が比較的多いため、案内を必ず確認し、記載があれば持参・送付を控えるのが原則です。

相場は関係性と年齢・立場で増減します。以下は全国的に用いられる目安です(地域慣習で上下します)。

故人との関係 目安(円) 備考
友人・知人 3,000〜5,000 若年層は3,000円が中心
職場(同僚・部下) 3,000〜5,000 部署一同でまとめる場合あり
職場(上司) 5,000〜10,000 関係の深さで調整
取引先 5,000〜10,000 会社名義や一同名義が無難
ご近所・町内 3,000〜5,000 地域相場に合わせる
恩師 5,000〜10,000 在学時の関係性で調整
祖父母 10,000〜30,000 孫一同で包むことも
伯父・伯母(叔父・叔母) 10,000〜20,000 家族代表でまとめても可
兄弟姉妹 30,000〜50,000 既婚・未婚、世帯状況で増減
父母 50,000〜100,000 世帯として包むのが一般的
配偶者の父母 30,000〜50,000 両家の慣習を確認

新札は避け、折り目のあるきれいな紙幣を用意します。高額になりすぎると遺族の香典返しの負担につながるため、相場内でまとめましょう。

辞退がある場合の対応

案内文に「香典辞退(御香典ご遠慮ください)」とあれば、持参・郵送ともに行わないのが礼儀です。受付で辞退を告げられた場合も、無理に渡さず「お気持ちだけお受け取りください」の意を伝えます。

参列できず、辞退の記載がない場合は、事前にご遺族または葬儀社へ可否と送付先を確認し、許可が得られたときのみ現金書留で送ります。会社や有志でまとめる際も、喪家の方針に必ず従います。

表書き・不祝儀袋・渡し方

表書き(宗教・宗派別の目安)

宗教不明のときは「御香典」が無難です。仏式は通夜・葬儀で「御霊前」または「御香典」、四十九日以降は「御仏前」。浄土真宗は当初から「御仏前」を用います。神式は「御玉串料」「御榊料」など、キリスト教は「御花料」を用います。

不祝儀袋の選び方・記入

水引は黒白(または双銀)、結び切りを用います。関西では黄白も用いられます。金額に見合った袋(〜5,000円は簡素、1〜3万円は水引あり、5万円以上は上質)を選びます。

表面中央に氏名(フルネーム)を薄墨以外の濃墨で書きます。中袋は表に金額、裏に住所・氏名。金額は「金壱萬円」などの漢数字(旧字体)が正式ですが、指定がある場合はそれに従います。連名は2〜3名まで、4名以上は「有志一同」「〇〇課一同」などにまとめます。

渡し方(受付での所作)

香典は弔事用の袱紗(紺・グレー・紫など)に包み、受付で一礼して氏名と関係を告げ、表を相手向きにして両手で差し出します。言葉は「このたびはご愁傷様でございます。心ばかりですがお納めください。」のように簡潔に。お札の向きは揃え、汚れや破れのある紙幣は避けます。受付の指示がある場合(名簿記帳・香典の受領方法など)はそれに従います。

服装と持ち物のマナー

家族葬でも装いは原則「準喪服」を基準にし、案内に「平服でお越しください」とあってもダークスーツなど礼を失さない装いにとどめます。 遺族の意向が最優先であるため、華美・カジュアルは避け、清潔感と落ち着きのある身だしなみを心がけましょう。

通夜・葬儀・告別式での装い

場面や案内文面によって装いの幅はありますが、迷ったら「黒の準喪服」を選ぶと安心です。下表を目安に、光沢・柄・過度な露出・大きなロゴは避け、靴やバッグ、アクセサリーも喪の基準に合わせます。

場面 男性の目安 女性の目安 共通の注意点
通夜(平服可の案内がない場合) 黒のスーツ(無地・光沢なし)、白シャツ、黒ネクタイ、黒靴下、黒の内羽根ストレートチップ 黒のアンサンブル/ワンピース(膝下・七分~長袖)、黒ストッキング、黒プレーンパンプス(3~5cm) 金属光沢・柄物NG、香水NG、派手ネイル・カラーメイクは控える
葬儀・告別式 通夜と同等かそれ以上の喪服(準喪服~正喪服) 通夜と同等かそれ以上の喪服(準喪服~正喪服) 和装は黒無地に喪帯可、喪章は遺族側が付けるもので参列者は不要
「平服で」の案内がある場合 濃紺・濃灰の無地スーツ+白シャツ+地味な無地タイ(黒が無難) 濃紺・濃灰の無地ワンピース/セットアップ+肌色~黒ストッキング カジュアル(デニム・スニーカー・Tシャツ等)は避ける
季節・天候の配慮 夏もジャケット着用が無難、冬はダーク無地コート(会場内で脱ぐ) 夏は薄手の喪服で露出を抑える、冬は毛皮・ファー・起毛素材は避ける 無地の折りたたみ傘、無地マスク(白・グレー・黒)など落ち着いた色

アクセサリーは結婚指輪のみ、または一連の黒/白真珠まで(ダイヤや二連は避ける)。バッグは金具の目立たない黒の布製・セミマット、ネクタイピン・ポケットチーフは不要。髪はまとめて艶控えめ、前髪や襟足が乱れないように整えます。土足を脱ぐ会場に備え、ストッキング(黒)や靴下の替えも用意しておくと安心です。

持ち物は最小限で機能的にまとめ、式場での動線を妨げないサイズ・素材を選びます。

持ち物 必要性 注意点
香典 案内に従う 「ご香典辞退」や「お気持ちだけ頂戴します」と明記があれば持参しない。 表書き・金額は地域慣習に合わせる
袱紗(ふくさ) 推奨 弔事用の寒色系・紫を使用。香典袋は会場で取り出す
数珠 推奨 自宗派用または略式数珠を用意。貸し借りは避ける
ハンカチ 必携 白・黒・紺など無地。タオル地やレース過多は避ける
サブバッグ あると便利 黒の布製・ロゴなし。会葬礼状や会葬品の持ち帰り用
替えストッキング/靴下 予備 破損に備えて同色を携行。柄物は避ける
マスク 必要に応じて 無地で落ち着いた色。外す際は清潔に収納
雨具・防寒具 天候次第 無地・落ち着いた色。会場内ではコートを脱ぐ、革手袋やファーは避ける
会場案内・身分証・小銭 あると安心 受付・香典返しの受領で役立つ。交通系ICの残高も確認

香典は必携品ではなく「遺族の辞退案内」に合わせるのが最重要で、辞退がある場合は数珠・袱紗・ハンカチなど最低限に絞り、弔意は黙礼と焼香で示します。

子ども連れや高齢者への配慮

子どもは黒・紺・グレー基調の清潔な服、ロゴやキャラクターの目立つ服は避けます。学生服・園服は礼装代わりになります。靴は黒・紺のローファーやシンプルなスニーカー、髪飾りは地味なものに。長時間が難しい場合は焼香のみで中座し、泣いたり体調を崩したら速やかに退席できる位置に座ります。ベビーカーやおむつ替えは式場スタッフの案内に従いましょう。

高齢者は移動負担を最小化し、段差やエレベーターの位置を事前確認します。足元は滑りにくい靴、寒暖差に対応できる上着を。体調に不安がある場合は短時間参列(焼香・黙礼のみ)に切り替え、付き添いが香典や受付を代行します。椅子席は出入口に近い場所を選び、無理をせず退席できる導線を確保します。

家族葬後のマナー

家族葬後は、案内の「参列不可」「供物・香典辞退」の有無を最優先で確認し、辞退の明記がある場合は、後日であっても弔問・供花・香典の送付を控えるのが基本です。弔意は、手紙や短い電話・メッセージで静かに伝え、訪問や送付は必ず事前確認を取りましょう。

弔問の時期と連絡の取り方

葬儀直後はご遺族の対応が立て込みがちです。弔問は先方の都合を最優先に、目安となる時期を踏まえつつ、電話・メール・LINEなどで事前に可否と日時を相談します。急な訪問や長居は避け、短時間で失礼のない対応を心がけます。

時期 目安の行動 連絡手段 注意点
葬儀直後〜初七日 訪問は基本控える 手紙・短いメッセージ 返信不要の旨を添える
初七日〜四十九日 弔問の可否を打診 電話で日程相談 15〜30分程度の短時間で
忌明け(四十九日)後 都合が合えば訪問・焼香 事前に具体的な日時調整 平服で地味な装い・数珠持参
お盆・彼岸など 不在がちなら郵送で弔意 手紙・現金書留・宅配 受取可否と時間帯を確認

連絡文例(要約):「このたびはご愁傷様でございました。ご無理のない範囲で、落ち着かれた頃に玄関先でご焼香だけでも伺えればと存じます。差し支えなければ候補日をお知らせください。ご多忙でしたらご返信はお気遣いなく」。

「弔問・供物・香典は辞退」と案内がある場合は、訪問打診や送付の再打診もしないのが礼儀です。どうしても気持ちを伝えるなら、返信不要の手紙に留めましょう。

供物・お香典の送付方法

送付の可否・宛先・受取可能時間帯を先方または担当葬儀社に確認のうえ、地域の慣習に沿って手配します。冷蔵・冷凍品や大きすぎる生花は負担になりやすいため避けます。

品目 送付手段 表書き・水引 送り先の例 要点
香典 日本郵便の現金書留 御霊前(仏式は御仏前も可)・黒白/双銀 喪主名の自宅 香典袋を同封し差出人住所氏名を明記
供物(お線香・菓子・海苔など常温) 宅配便+のし 外のし「御供」・黒白/双銀(関西は黄白) 喪家または受取可能な住所 日持ち品・小さめを選び挨拶状を添える
供花 生花店または葬儀社経由 名札に差出人名 祭壇・ご自宅の指定先 サイズ・色味・受入可否を事前確認

のし書きは宗教不問で「御供」が無難。宛名は「ご喪家名様(フルネーム)」とし、差出人の勤務先名・氏名・連絡先を明記します。「辞退」の案内がある場合は、香典・供物・供花・弔電のいずれも送らないことが大切です。

SNSや職場連絡での注意点

SNSは原則非公開とし、故人名・日程・会場・写真(遺影・位牌・祭壇・参列者)などの投稿・シェアはご遺族の明確な了承がない限り控えます。追悼ハッシュタグや位置情報の付与も避け、ご逝去の事実はご遺族側の発信を待つのが安全です。弔意はダイレクトメッセージで簡潔に伝え、返信を求めない配慮を添えます。

職場連絡は、まず上長・総務へ最小限の情報を共有し、社内規程(香典・供花・弔電の取り扱い、名義、金額上限など)に従います。「辞退」時の取りまとめは行わず、香典帳・住所録などの個人情報は必要最小限の範囲で厳格に管理・速やかに廃棄します。

よくあるケース別の対応

職場関係・取引先・ご近所・恩師の場合

家族葬の案内に「参列はご遠慮ください」「供花・香典辞退」と記載がある場合は、必ず従うことが最優先です。職場・取引先・地域・学校関係などの「組織」や「立場」が絡むときは、窓口を一本化し、喪主または葬儀社担当者の指示に合わせて対応します。

立場 参列の基本 香典・供花・弔電 連絡・実務ポイント
職場(同僚・上司) 案内がなければ参列しない。個別訪問は控える。 辞退表示がなければ弔電が無難。香典は会社取りまとめの有無を確認。 総務・人事経由で一本化。社内周知は最小限にとどめる。
会社代表・部署名義 参列は原則見送り。喪主の意向に従う。 弔電のみが基本。供花は会場指定・受入可否を必ず確認。 名札は「株式会社◯◯ 代表取締役 △△」など正式表記。
取引先 先方の案内最優先。無断参列はしない。 弔電中心。香典・供花は辞退や指定がないか事前確認。 担当営業が窓口。ビジネス上の問い合わせは喪明け以降に。
ご近所・町内会 参列は控える。会としての動きは慎重に。 花環・供花の一斉手配は避ける。弔電やお悔やみ状にとどめる。 落ち着いた頃に弔問可否を連絡して確認。
恩師・学校関係 案内があれば参列。なければ控える。 弔電が基本。花束持参は避ける。 学校・同窓会経由で連絡を一本化。

職場関係

社内の香典・弔電・供花は総務部で取りまとめ、辞退や会場指定がないかを確認します。個人での先走った手配や無断参列は避けましょう。

取引先

ビジネス上の利害関係者は、先方の負担にならない最小限の対応(弔電中心)が原則です。香典や供花は「受入可否・宛先・名義」を確認できた場合のみ実施します。

ご近所

回覧板・町内会での一律対応は避け、個別に弔意を伝えます。後日の弔問は、喪主の都合を最優先に事前連絡で可否と時間を確認します。

恩師

学校・研究室・同窓会など既存の連絡網を通じて確認し、案内がある場合のみ参列します。無理に会いに行かず、弔電やお悔やみ状で静かに気持ちを伝えましょう。

宗教・宗派が分からない場合

宗教・宗派が不明なままの独自判断は誤解を招きます。可能な限り喪主または葬儀社に確認し、確認が取れない場合は香典持参を見送り、弔電にとどめるのが安全です。

宗教・方式 作法の例 香典の表書き 持ち物の例
仏式 焼香 一般的に「御香典」/宗派により「御霊前」・浄土真宗は「御仏前」 数珠(黒・略式)
神式 玉串奉奠 「御玉串料」または「御神前」 数珠は不要
キリスト教 献花 「御花料」 数珠は不要

香典表書きの目安

宗派により適切な表書きが異なるため、案内がない場合は先に確認します。わからないままの持参は避け、後日あらためて対応しても失礼にはあたりません。

作法の目安

仏式は焼香、神式は玉串奉奠、キリスト教は献花が基本です。作法に不安があるときは、式場の係員の指示に従えば問題ありません。

確認の取り方

喪主に直接聞きづらい場合は、葬儀社の代表番号に問い合わせて「宗教・宗派」「香典・供花の受入可否」「名義の書き方」を確認します。

遠方や海外にいる場合

移動が難しい場合は、参列を無理に調整せず、弔電・お悔やみ状・供花(受入可否の確認必須)で弔意を伝えるのが基本です。近年は葬儀社がオンライン配信を行う例もあるため、URLや視聴方法が案内されていないかを確認します。

手段 ポイント 注意点
弔電 会場宛に手配。文面は簡潔・非装飾的に。 受入可否と宛先・到着希望日時を確認。
供花 会場・葬儀社指定に従う。 家族葬では受け付けない場合が多い。必ず事前確認。
お悔やみ状 到着日を急がず、心情を静かに記す。 品物同梱は辞退の有無を確認。
オンライン参列 配信の有無とアクセス方法を確認。 ID・URLの取扱いは厳重に。録画や写真の二次共有はしない。
香典の送付 国内からは現金書留で送付が一般的。 海外から日本への現金郵送は不可。金銭送金は事前承諾がない限り控える。

時差や配送遅延で当日に間に合わない場合でも、無理をせず適切な手段で弔意を伝え、後日あらためて弔問の可否を確認しましょう。

やってはいけないこととトラブル回避

家族葬では「静かに見送る」という遺族の意向が最優先です。案内・辞退・会場ルールに反する行動は避け、最小限かつ丁寧な対応に徹しましょう。

無断参列・過度な問い合わせ・写真撮影

招待範囲が限定される家族葬では、出過ぎた行動が大きな負担になります。以下の点に注意しましょう。

無断参列

案内がない限り参列しないのが原則です。どうしてもお別れを望む場合は、連絡手段は1回・要点のみで可否の確認に留め、不可なら速やかに引き下がります。

過度な問い合わせ

同じ内容の再確認、時刻外の連絡、詳細の詮索は避けます。確認事項は「日時・場所・参列可否・香典/供花/弔電の可否」のみとし、返信を急かしません。

連絡手段 推奨タイミング 避けたい表現
SMS・メール・LINE 日中に1通、要点のみ 「至急返事を」「詳細を全部教えて」
電話 相手からの希望がある時のみ 長電話・折返しの催促

写真撮影・SNS投稿

式場内での撮影・録音・SNS投稿は原則禁止です。集合写真、祭壇・遺影・会葬者の映り込み、位置情報付き投稿は避けます。広報目的の依頼がない限り共有しません。

供花・弔電・香典での禁忌

好意でも手配や金品は負担や管理の手間につながります。案内と会場ルールを必ず確認しましょう。

「辞退」を無視する

香典・供花・供物・弔電に辞退表示がある場合は送らないのが礼儀です。気持ちは短い手紙や弔意のメッセージで伝えます。

供花・弔電の勝手手配

会場や葬儀社の指定外の手配、過度に大きい供花、立札の不備は迷惑になります。「受入の有無・提携業者・立札の表記(個人名/会社名・部署・連名可否)」を事前確認し、指示に従います。

香典の不適切な取り扱い

新札の使用、過度な高額、袱紗なしの手渡しは避けます。辞退がなければ、相場に沿い、不祝儀袋・表書きは地域と宗派に合わせ、受付の案内に従います。

会場・進行の妨げになる行為

遅刻・長居・大人数での来場

開式直前の到着、式後の長時間の談笑、同伴者の追加は控えます。最小人数・短時間・静粛を守ります。

強い香り・派手な服装

香水・整髪料の強い香り、光る素材や露出の多い服装は避けます。喪服がない場合は地味な平服・控えめな装飾で統一します。

金銭・個人情報・宗教に関わる配慮

費用の詮索・自説の押し付け

葬儀費用や喪主の判断への意見、手配への口出しは控えます。依頼があった場合のみ最小限で手伝います。

病歴・家族事情の質問

死因・相続・家族関係などの詮索は厳禁です。弔意のみを簡潔に伝えます。

宗派不明時の作法

焼香回数や作法が不明なら、司会・係員の案内に従うのが安全です。数珠は控えめな色で問題ありません。

NG行為 理由 回避策
無断参列 遺族の意向・会場定員を無視 案内がない場合は参列しない
過度な問い合わせ 喪主・担当者の負担増 確認は1回・要点のみ
撮影・SNS投稿 プライバシー侵害・進行妨害 原則撮影しない・共有しない
辞退の無視 返礼や管理の負担 送らず手紙で弔意を伝える
勝手な供花手配 受入不可・配置の支障 受入可否・指定業者を確認
強い香り・派手服 会場で不快・雰囲気を損なう 地味で清潔・無香料を徹底

まとめ

家族葬は規模や費用ではなく「招待範囲が限られ、ご遺族の意向を最優先する葬儀形式」であることが最大の特徴です。参列可否の判断は、案内文面や連絡で示されたご遺族の方針に従うことが結論です。「家族葬のため参列ご遠慮ください」などの記載があれば、たとえ親しい間柄でも無断で参列しないのが正しい対応です。

訃報連絡への初動は、早めに簡潔な返信でお悔やみを伝え、参列可否の記載や香典・供花・弔電の受け取り可否を確認するのが基本です。疑問点は「ご負担にならない範囲で教えてください」と前置きし、日時・場所・宗教宗派・服装の格や持ち物など必要最小限のみを確認します。

参列の基準は「案内の有無を最優先」にし、故人・ご遺族との関係性(親族・友人・職場・近隣など)で補完します。参列依頼がある場合は、日時や会場、香典辞退の有無、供花・弔電の可否、受付や焼香順の指示などを事前に把握して動くと、式運営の妨げになりません。

どうしてもお別れをしたい時は、無断での会場訪問や自宅弔問を避け、まずご遺族へ連絡し可否とタイミングを伺います。参列不可の場合は、弔電、供花、手紙、お香典の郵送(辞退表示がなければ)など、先方の意向に沿う形で気持ちを届けるのが適切です。

供花・弔電は「受け取り可否」「名札表記」「宛先・到着期日」を必ず確認してから手配します。個人名か会社名かなど表記はご遺族の希望に合わせ、同一グループは取りまとめると先方の負担が軽くなります。独断での送付や過度に目立つ装飾は避けます。

香典は「辞退があれば従う」が原則です。辞退の記載がない場合は、関係性や地域慣習、職場の内規に合わせて準備します。表書き・不祝儀袋・袱紗の扱い・渡し方は一般葬と同様に丁寧に行い、不明点は受付の指示に従います。

服装は落ち着いた喪服または準喪服を基本に、光沢や過度な装飾を避け、必要最小限の持ち物で参列します。子ども連れや高齢者の参列は、滞在時間や休憩場所を事前に確認し、無理のない範囲で配慮します。

家族葬後の弔問は、ご遺族の生活が落ち着く時期を見計らって、事前連絡のうえ短時間で訪問するのが礼儀です。供物や香典の送付は受け取り可否を確認し、職場連絡やSNSの発信は事実関係のみを必要最小限にとどめ、個人情報や写真の公開は控えます。

職場・取引先・ご近所・恩師など関係別の対応は、会社の規程や地域慣習を踏まえつつ、ご遺族の意向を最優先します。宗教・宗派が不明な場合は無理に特定せず、問い合わせが可能な範囲で確認し、一般的な弔意表現にとどめます。遠方や海外在住で参列できない場合は、弔電や手紙など確実に届く方法で失礼のない形を選びます。

やってはいけないのは、無断参列、過度な問い合わせ、会場内外での写真・動画撮影や無断投稿です。これらは喪家の意向やプライバシーを損ない、トラブルの原因になります。

結局のところ、家族葬対応の最重要ポイントは「ご遺族の意向の尊重」「事前確認」「簡潔で静かな振る舞い」です。参列可否・連絡・贈り物・服装いずれも、この原則に沿って判断すれば、失礼なく適切に弔意を示すことができます。

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