葬式・葬儀でのご焼香とは?
仏教ではお葬式をはじめ、ご法要の折にお焼香をします。
焼香とは、ご存じの通り香を炊くことです。「抹香(まっこう)」を細かくした粉状になっているものをつまんで香炭の上に落とします。
香は人の気持ちを快くするものですが、香を焚くことで心身を清め、故人や仏に向き合い、冥福をお祈りするために行われます。
ここでは基本となるお作法をご紹介させていただいておりますが、
いずれも菩提寺の考えにより異なる場合があります。
葬式・葬儀での宗派別ご焼香の作法について
浄土真宗(本願寺派)
抹香を額におしいただかず、一回焼香する。
浄土真宗(真宗大谷派)
抹香を額におしいただかず、二回焼香する。
※令和3年版「宗教年鑑」によると、浄土真宗(本願寺派)の信者数は約784万人。浄土真宗(真宗大谷派)の信者数は約735万人と記載されており、(本願寺派)と(真宗大谷派)を合わせると浄土真宗の信者数は約1,519万人と予測されます。
全国仏教系の信者数の約2割近くが浄土真宗の信者となり、伝統仏教系では最多の信者数となります。
真言宗
抹香を額におしいただき、三回焼香する。
日蓮宗
抹香を額におしいただき、一回または三回焼香する。
(僧侶は三回だが、その他は一回ともいう)
日蓮正宗
抹香を額におしいただき、三回焼香する。
臨済宗
抹香を額におしいただくかどうかには定めがない。一回焼香する。
曹洞宗
一回目は抹香を額におしいただき、二回目はおしいただかず焼香する。
黄檗宗
抹香を額におしいただき、三回焼香する。
天台宗
抹香を額におしいただき、三回焼香する。(特に定めがない)
浄土宗
抹香を額におしいただき、一回から三回焼香する。(特に定めがない)
プライベートセレモニー姫路店の葬儀・葬式について
家族葬でのご焼香も、一般葬におけるご焼香も基本的には変わりありません。
プライベートセレモニー姫路店では、経験豊富なスタッフが的確なアドバイスや臨機応変にサポートさせて頂きますので、作法やマナーなど、どんなことでも結構です、ご不安がありましたらお気軽ご相談下さい。